遠隔計測モード
GENNECT Cloudと連携することにより、遠隔地からGENNECT Oneに接続されている計測器にアクセスできます。 PCやスマートフォンのWebブラウザからGENNECT Cloudにログインして、アクセスします。
遠隔計測モードでは次の機能があります。

リアルタイムモニター | 1分間隔で各計測器から測定値 (GENNECT取得データ) を取得し、クラウドサーバーに記録します。 表示も自動更新されるので、遠隔地からリアルタイムに測定値を確認できます。 |
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遠隔操作 | 遠隔地から、GENNECT Oneに接続されている計測器を操作します。 |
ファイル転送・ダウンロード | 計測器のSDカードなどに保存されている計測器データファイルを回収し、クラウドサーバーに保存します。 その計測器データファイルをダウンロードすることにより、遠隔地でもデータ回収ができます。 |
アラーム | 異常な測定値が発生したときに、メールなどでお知らせします。
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あらかじめ、GENNECT Cloudアカウントの取得、通信環境の確認が必要です。
活用事例
特長
現場をリアルタイムに把握する

GENNECT Cloudのモニター機能に、GENNECT Oneに接続された計測器を参加させることができます。
1分間隔で各計測器からデータを取得して、クラウドサーバーにロギングします。 このデータのことを、GENNECT取得データと言います。
GENNECT Cloudにログインすると、GENNECT取得データの現在値が表示されます。 1分間隔で表示更新され、最新のGENNECT取得データを確認できます。
GENNECT取得チャネルを選択
接続している各計測器から、リアルタイムモニターで使用するチャネル、つまりGENNECT取得チャネルを選択します。
GENNECT Cloudのライセンスプランにより、計測器あたりに選択できるチャネル数が異なります。
GENNECT Cloudのライセンスプラン | 計測器あたり選択できるGENNECT取得チャネル数 |
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Trial | 10 |
Free | 30 |
Standard | 30 |
Pro | 100 |
複数のGENNECT Oneでも、GENNECT Remoteが混在しても

複数のGENNECT OneがGENNECT Cloudに接続しているときも、モニターできます。
また、遠隔計測システムGENNECT Remoteが混在している場合も、どちらの測定値も隔たりなく一律にモニターできます。
現場に行かなくても計測器を操作できる
GENNECT Cloudのコンソール機能で、計測器を遠隔操作できます。

WebブラウザからGENNECT Cloudにログインすれば、遠隔操作できる計測器の一覧が表示されます。 GENNECT Oneの「遠隔操作 (LAN内)」機能と同様に、計測器を操作できます。
違う点は、LAN内に限定されず操作できることです。
この機能は、GENNECT Cloudのライセンスプランが、StandardまたはProの契約が必要です。 いずれも有償プランとなります。
どこからでもデータを回収できる

「ファイル取得 (手動)」「ファイル転送 (自動)」機能のファイルの保存先は、PCでした。
GENNECT Cloudと連携すると、保存先がクラウドサーバーとなります。 その保存されたファイルは、GENNECT Cloudのドライブ機能でダウンロードできます。
つまり、遠隔地からデータを回収できるということになります。
現場で起きていることをすぐにお知らせ
GENNECT取得データの異常値

モニター機能で使用されるGENNECT取得データと、あらかじめ設定したしきい値を比較して、条件を満たせばアラームを発報します。
メール、LINE、Microsoft Teams、Slack、GENNECT Crossのプッシュ通知で、お知らせします。
計測器データファイルが保存されたとき
新たに、計測器データファイルがアップロードされ、クラウドサーバーに保存されたときにアラームを発報します。
電源品質アナライザや波形記録計の場合、トリガがかかるごとにファイルが生成されクラウドサーバーにアップロードされます。 そのとき、メール等でお知らせしますので、現場にいなくてもトリガがかかったことがわかります。 また、すぐにそのファイルをダウンロードできます。

対応計測器
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