アラーム機能
GENNECT Cloudは、3種類のアラームを設定できます。測定値に関して2種類、システムに関して1種類あります。
アラームが発生しますと、すぐに設定した方法でお知らせします。通知方法は、メール、LINE、Slack、Microsoft Teams、GENNECT Crossがあります。

通知の種類
GENNECT取得データ | あらかじめ設定したアラーム条件とGENNECT取得データを比較して、条件に合ったとき通知します |
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計測器データファイル | GENNECT RemoteまたはOneに接続した計測器が新しい計測器データファイルを生成したとき、通知します。 |
システム通知 | ゲートウェイが接続または切断したときと、ゲートウェイストレージの残容量が少なくなったときに通知します |
GENNECT取得データのためのアラーム
あらかじめ設定したアラーム条件とGENNECT取得データを比較して、条件に合ったとき通知します。
アラーム条件はGENNECT取得チャネル毎に設定できます。
第1条件 | 対象測定データ: GENNECT取得チャネルまたは演算チャネルの値
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第2条件 | 第1条件に加えて、同じ形式で第2条件も設定できます。
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有効時間 | アラームが有効な時間 |
フィルター | 指定した時間に連続してアラーム条件を満たしたときに、発報します。 |
通知条件 | 通常、アラームが発生したときに発報します。 |
計測器データファイルのためのアラーム
各計測器が新しい計測器データファイルを生成したとき、通知します。計測器データファイルは、自動でクラウドサーバーに保存することも、手動でアップロードすることもできます。
クラウドに保存された計測器データファイルを、現場に行かなくてもダウンロードできます。
通知の設定として、次の3種類の中から選択できます。
すべて | 電源品質アナライザのイベント、波形記録計のトリガ、電力計やロガーのロギングファイル |
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イベントファイルのみ | 電源品質アナライザのイベント、波形記録計のトリガのみ |
なし | 通知しません |

計測器データファイルをダウンロードするまでの手順とアラーム機能
自動アップロードの設定により、GENNECT Cloudにアップロードとアラーム機能が通知するタイミングが異なります。
自動アップロードの場合
- 計測器が計測器データファイルを生成します
- 計測器データファイルがGENNECT Cloudに自動アップロードされます
- アップロードが完了しますと、アラーム機能が働き、メールなど設定された方法で通知します
- 計測器データファイルをダウンロードします
[todo]ここにイラストを入れる
手動アップロードの場合
- 計測器が計測器データファイルを生成します。ここでアラーム機能が働き、通知します
- ドライブ機能で、その計測器データファイルをGENNECT Cloudに手動アップロードします
- アップロードが完了しますと、アラーム機能が働き、通知します
- 計測器データファイルをダウンロードします
[todo]ここにイラストを入れる
注意点
- GENNECT Cloudのストレージ容量が足りないときは、StandardまたはProプランをご検討ください
- GENNECT Remoteは通信使用量に上限があります。
システム情報のためのアラーム
次の2種類のアラーム通知を設定できます。
ゲートウェイ接続/切断通知 | ゲートウェイをクラウドに接続したとき、あるいは切断したときに通知します。
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ゲートウェイストレージ残量通知 | ゲートウェイ内のSDカードの残容量が1GB未満になったときに通知します。
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通知方法
メール | アカウントに登録されているユーザーのメール、またはユーザー以外の任意のメールに送信します |
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LINE | LINEアカウントに通知します。LINEの設定が必要です。 |
Slack | Slackアカウントに通知します。Slackの設定が必要です。 |
Microsoft Teams | Teamsアカウントに通知します。Teamsの設定が必要です。 |
GENNECT Cross | GENNECT Crossをインストールしたスマートフォンまたはタブレットに通知します。 アラームの情報はプッシュ通知で表示されます。 |
まずはご相談ください