間欠漏れ電流を遠隔から監視
電力ロガーで漏れ電流を3チャネル測定
クランプオンパワーロガーPW3360またはPW3365は電力計ですが、3チャネルの電流ロガーとして使用できます。つまり、漏れ電流を3チャネル同時にロギングできます。
漏れ電流用のクランプセンサ9657-10または9675を使用します。
高速に測定できる電力計ですから、間欠漏電を取りこぼすことはありません。
漏れ電流が発生した時刻、大きさがわかります

電力計の設定
電力計を次のように設定します。
- 保存インターバル時間: 1分以上
- 保存項目: すべて (平均値 / 最大値 / 最小値)
200msごとに演算した実効値 (ギャップなし) の中から、保存インターバル時間内の平均値、最大値、最小値を保存しています。
GENNECT Oneの設定
GENNECT Oneを次のように設定します。
- 使用する機能: ダッシュボード機能
- モニター間隔: 1分間
- 測定チャネル: 各電力計の平均値、最大値、最小値
- アラーム機能のしきい値: 最大値の測定チャネルに対して、漏れ電流のしきい値 (例: 1mA) を設定
1分間隔で、GENNECT Oneが各電力計から測定値を取得して、ロギングします。
もし、しきい値の範囲を超えた漏れ電流を測定すると、その日時とアラームの内容がアラーム履歴に残ります。
1台の測定器で3チャネル分の漏れ電流を測定できます。最大30台の計測器を接続できるので、30台 x 3チャネル = 90チャネルを同時測定できることになります。
GENNECT Cloud連携で遠隔監視もできます

GENNECT Oneは、LAN接続できる範囲に限られますが、クラウド連携すると遠隔地でも測定できます。
GENNECT Cloudと連携すると、ロギングデータはクラウドサーバーに保存されます。 GENNECT Cloudにログインすると、いつでもどこでもロギングデータを確認できます。

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