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配電設備リニューアル工事前の負荷調査


配電設備のリニューアル工事では、数十年前の設備をそのまま新しい設備に置き換えるだけではありません。

次のような視点から現状把握の予備調査をして、配電設備を再設計する必要があります。

  • 法律の改定により設計変更しなければならない
  • 回路図面がなくて、負荷状況がわからない
  • 電気の使用量が設計当時の想定以上になり、電気容量近くで使用されている
  • 設計当時に想定していた電気需要がなく、過剰設備になっている
  • 増設工事をしているが、回路図面が更新されていない

そこで、予備調査として、各分岐回路の負荷電流の変動を1週間ぐらい測定することになります。

GENNECT Oneを使用する理由

長期測定をするとき、測定途中の状況を確認するためや、データを回収するために、何度か測定現場を行き来することがあります。

GENNECT Oneを使用すれば、事務所のPCでデータを確認、データを回収、計測器を操作できるので、測定現場に行くことなく効率よく測定できます。

LAN内にある電気室を調査する


GENNECT Oneが通信できる範囲は、LAN内に限られます。 つまり、電気室にLANが敷設されていることが必要です。

LAN通信ができない場合は、GENNECT Cloudと連携して、クラウドサーバーにて測定データをロギングする方法があります。 詳しくは、後述します。

現場に行く手間がなくなる


  • リアルタイムに測定値を確認
    最速1秒間隔、最大30台の計測器の測定データをロギングします。
    各種計測器の測定データが1枚のグラフにまとまります。
最大30台の計測器を接続できます
ロギング機能 (LAN内) についてさらに詳しく
  • 電力値を足し合わせて全電力量もロギング
    チャネル間演算機能を使って、電力量を足し合わせます。 その演算結果もロギングできます。

  • データ回収のため計測器を操作する必要はありません
    自動的にデータを回収して、PCに保存します。

  • 遠隔操作で計測器の設定を変更できます
LAN経由で計測器を操作できます

使用する計測器: 電力計


クランプオンパワーロガーPW3360, PW3365は電力計で、電力を測定します。

分岐回路が多いとき、電圧変動や力率変動が少ないときは、電流を測定するだけで負荷変動の傾向がつかめるかもしれません。 PW3360, PW3365は、3チャネルの電流ロガーとしても使用できます。

モニター値として最大値、最小値、平均値、瞬時値から選択できます。

クランプオンパワーロガー
PW3360
簡単操作のコンパクト電力ロガー 新登場!省エネルギー対策は、現状把握から

LAN通信の環境がない電気室の場合 (GENNECT Cloud連携)

GENNECT Cloudとの連携で、遠隔計測のシステムを組むことができます。

LANが敷設されていない電気室や、構外の電気室の場合、測定データをクラウドサーバーに通信する方法があります。

GENNECT Cloudと連携すると、ロギングデータはクラウドサーバーに保存されます。 ロギング間隔は1分間固定です。

GENNECT Cloudにログインすれば、いつでもどこでもロギングデータを確認できます。

遠隔計測モードについてさらに詳しく
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