波形表示/FFT
- 電源トラブルの原因追究で波形を確認するときに最適
- オシロスコープのように波形を表示
- モーターの始動電流の波形も表示

活用事例
特長
そのトラブル。測定値は正常でも波形の歪みが原因かもしれません
測定値は正しい値だとしても、波形は歪んでいるかもしれません。 歪んだ波形は、時に電気機器の誤動作を引き起こします。
測定値だけで判断するのではなく、波形を測定することで、より品質が高い測定ができます。
計測器により、測定できる波形の周波数、測定時間が異なります。 例えば、60Hzの正弦波をCM4371-50またはCM4373-50で測定した場合、3周期分の波形が表示されます。

波形の操作は自由自在
「測定値と波形同時表示」「波形表示」「測定値表示」に切り替えて表示できます。
表示は約1秒間隔で更新されます。

波形をピンチイン/ピンチアウトすることにより拡大/縮小表示できます。

どれくらい歪んでいるか見るためのFFT変換
測定した波形をFFT変換して、各周波数の成分を見ることができます。
また、THD (総合高調波歪み率)、C.F. (クレストファクタ)も表示できます。
※ 簡易的なFFT変換ですので、計算誤差を考慮していません。

より詳しく高調波を確認したい場合は、高調波解析機能もあります。 高調波成分のロギングデータを取ることもできます。
モーターの始動電流の波形確認
INRUSH (突入電流) 機能を持つ計測器で、モーターの始動電流を測定できます。
GENNECT Crossでは、その波形を確認できます。
AC/DCクランプメータCM4371-50, CM4372, CM4373-50, CM4374, CM4375-50, CM4376 ACクランプメータCM4141-50, CM4142 ACリーククランプメータCM4002, CM4003の場合
突入電流測定機能で測定した過去2回分の波形が計測器の中に保存されています。それらの波形を選択して表示できます。
ACリーククランプメータCM4001の場合
計測器内に保存する機能はありません。計測器が突入電流を待っているとき、GENNECT Crossには波形が表示されず、待機状態になります。突入電流を測定すると、その波形が表示されます。

操作方法
仕様
計測器の接続数 | 1台 |
---|---|
波形表示、測定値、FFT表示 |
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サンプリング周波数、サンプリング時間 | 各計測器により違います |
インラッシュ波形取得 | 計測器内に保存されているインラッシュ波形を取得 |
THD表示 (総合高調波歪み率,全高調波) | FFT結果からTHDを計算
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C.F.表示 (クレストファクタ) | 測定波形よりC.F.を計算
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対応計測器
ワイヤレスアダプタ Z3210 (オプション) 対応機種
Bluetooth®通信機能内蔵機種





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