始めるために必要な機器
購入するもの一覧

- GENNECT Remote スターターセット
GENNECT Remoteの通信に必要な機器が入ったセットです。ライセンスプランの違いによりSF4111とSF4112の2種類あります。
- GENNECT Remote 対応計測器
電源品質アナライザ、電力計、波形記録計、データロガーなどが対応機種です。対応していない計測器は接続できません。
- ライセンスカード (必要に応じて)
GENNECT Remoteライセンス
スターターセットには、BasicまたはProプランの1ヶ月分のライセンスが含まれています。
継続してご利用する場合、ライセンスカードもご購入ください。また、クレジットカードによる月々自動継続購入できる支払い方法 (サブスクリプション契約)もございます。
GENNECT Remoteのライセンスは、登録するゲートウェイの台数分をご用意ください。
GENNECT Cloudライセンス
GENNECT Remoteを登録しているアカウントは、GENNECT Cloud Standardライセンス相当が無償で付与されます。
GENNECT Cloud Standardライセンスを購入する必要はありません。
後述するGENNECT Cloudの機能をアップグレードするProライセンスもございます。
GENNECT Cloudのライセンスは、アカウント単位のライセンスです。
1アカウントでゲートウェイを複数台使用していても、GENNECT Cloudライセンスは、1ライセンスのみで運用できます。

スターターセットの内容物

GENNECT Remoteのスターターセットは、SF4111とSF4112の2製品あります。
2つのスターターセットの違いは次の2点です。
- SDカードの有無
- 付属するライセンスプラン (BasicまたはPro)
SDカードの必要性
SDカードは、ゲートウェイで使用します。
ゲートウェイにSDカードが挿入されていないと、各計測器が測定し、計測器本体のメモリーなどに保存した計測器データファイルをクラウドサーバーにアップロードできません。
これらの計測器データファイルは、従来通りの方法で、計測器をPCに直接接続するなどして回収しなければなりません。
SDカードがなくても、GENNECT取得データを使ったモニター機能は利用できます。
GENNECT Remoteライセンスのプラン
SF4111には、GENNECT Remote Basicの1ヶ月分のライセンス、SF4112には、GENNECT Remote Proの1ヶ月分のライセンスが含まれます。
GENNECT Cloudライセンス
アカウントにGENNECT Remoteライセンスを登録したとき、GENNECT Cloudの使用ライセンスとして、GENNECT Cloud Standardライセンス相当が付与されます。
GENNECT Cloud Standardプランの仕様範囲でご使用の場合、GENNECT Cloud Standardライセンスを購入する必要はありません。
ストレージ容量の増加や、WebAPIを使用する場合、GENNECT CloudのライセンスをProプランにアップグレードできます。
用途別システム例
システム例1: 測定値はモニター値のみを閲覧

- 測定値はモニター値 (1分毎のロギングデータ)のみ閲覧する
- 計測器データファイル (各計測器が生成するファイル)をクラウドサーバーにアップロードしない
- ゲートウェイを複数台使用する場合は、台数分のGENNECT Remoteライセンスが必要です
※ 別途SDカードZ4003を購入してゲートウェイに挿入すれば、Basicライセンスの通信量制限1GB/月の範囲で、計測器データファイルをアップロード可能になります。
Remoteライセンス | Cloudライセンス |
---|---|
Basicライセンス x ゲートウェイの台数 SF4111 |
購入不要 Standardライセンス相当が付与 |
システム例2: モニター値も計測器データファイルも閲覧 (おすすめ)

- モニター値を閲覧する
- 計測器データファイルをダウンロードする
- ゲートウェイを複数台使用する場合は、台数分のGENNECT Remoteライセンスが必要です
電源品質アナライザを使用する場合、イベントファイルをダウンロードする必要があるので、このシステムを選択してください。
Remoteライセンス | Cloudライセンス |
---|---|
Proライセンス x ゲートウェイの台数 SF4112 |
購入不要 Standardライセンス相当が付与 |
システム例3: エンタープライズ

- システム例2に加えて、ストレージ容量、ユーザー数、チーム数、測定グループ数、登録アラーム数が不足する
- WebAPIを使用して、お客様の自社システムなど他のシステムにデータを取り込みたい
- ゲートウェイを複数台使用する場合は、台数分のGENNECT Remoteライセンスが必要です
- GENNECT Cloudライセンスはアカウント単位のライセンスなので、1ライセンス必要になります。
Remoteライセンス | Cloudライセンス |
---|---|
Proライセンス x ゲートウェイの台数 SF4112 |
Proライセンス x 1 SF4182 |
システム例の仕様比較表
システム例1 | システム例2 | システム例3 | |
---|---|---|---|
Remoteライセンス (※1) | Basic SF4111 | Pro SF4112 | Pro SF4112 |
計測器データファイルのアップロード/ダウンロード | - (※3) | ✔ | ✔ |
モニター機能 | ✔ | ✔ | ✔ |
ドライブ機能 | ✔ | ✔ | ✔ |
アラーム機能 | ✔ | ✔ | ✔ |
コンソール機能 (遠隔操作) | ✔ | ✔ | ✔ |
登録チャネル数 | 30チャネル/計測器 | 100チャネル/計測器 | 100チャネル/計測器 |
通信量 | 1GB/月を加算 | 5GB/月を加算 | 5GB/月を加算 |
システム例1 | システム例2 | システム例3 | |
---|---|---|---|
Cloudライセンス (※2) | Standard相当 | Standard相当 | Pro SF4182 |
ストレージ容量 | 50 GB | 50 GB | 500 GB |
ユーザー数 | 10 | 10 | 100 |
チーム数 | 10 | 10 | 100 |
測定グループ数 | 10 | 10 | 100 |
登録アラーム数 | 30 | 30 | 100 |
高速モニタモード | ✔ | ✔ | ✔ |
WebAPIの利用 | - | - | ✔ |
※1: GENNECT Remoteライセンスは、ゲートウェイごとに割り当てることができるので、アカウント内で、BasicとProプランを混在できます。
※2: アカウントにGENNECT Remoteライセンスが1つでも登録されているとき、GENNECT Cloud Standardライセンス相当が付与されます。
※3: 別途SDカードZ4003を購入してゲートウェイに挿入すれば、Basicライセンスの通信量制限1GB/月の範囲で、計測器データファイルをアップロード可能になります。
さあ、接続しよう
機材が揃えば、アカウント作成、ゲートウェイの登録など、初期設定をします。
まずはご相談ください