測定は、測定グループという名前の単位で管理します。
測定グループには、次の項目のものを登録できます。

1. ユーザーと権限
2. チームと権限
3. ゲートウェイとそれに接続されている計測器
4. 測定データ (GENNECT取得データと計測器データファイル)

現場ごとに測定グループを分けて測定すると、次のように管理できます。

1. 閲覧や編集の権限を設定できる
2. モニター機能画面で、その現場のGENNECT取得データのみが表示される
3. 現場ごとに測定データが整理される

測定グループと権限を組み合わせて使用すると、次のように、運用に合わせた管理ができます。

下図のように、現場ごとに測定グループに分け、ユーザーとチームに権限を設定します。

この設定により、測定現場ごとに測定データを管理できます。

1. モニター機能画面においては、登録されているゲートウェイのGENNECT取得データのみが閲覧できます。測定グループ①のモニター機能では、測定グループ①に属しているゲートウェイからのGENNECT取得データのみが表示されます。
2. 測定グループ①の測定データ(GENNECT取得データと計測器データファイル)は、測定グループ①のデータとして保存されます。他の測定グループと混ざることはありません。
3. 測定グループに参加するユーザーとチームを設定できます。権限も個別に設定できます
4. アラーム機能もコンソール機能も同様に、測定グループに属している計測器のみが対象です

クライアント(測定を依頼したお客様)にリアルタイムでデータを見せたい場合があります。
次のようにクライアント用に閲覧ユーザーを登録して、そのユーザーIDとパスワードをクライアントに公開します。

1. クライアントは、モニター機能にてリアルタイムにGENNECT取得データを確認できます
2. クライアントは、設定の変更、コンソール機能など編集権限がありません
3. 測定データをダウンロードできます
4. アラームを受信できます

1つのファイルをダウンロードするためのURL (Webアドレス) を発行する、ファイルダウンロードURL機能が役立ちます。

このURLにアクセスすれば、GENNECT Cloudにログインしなくてもダウンロードできます。 セキュリティの観点から、使用有効期限は発行後1時間以内です。